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【現場レポ】塗装工事~防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げ~

現場レポート

【現場レポ】塗装工事~防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げ~



こんにちは😄

今回は埼玉県川口市の事務所 兼 作業所で塗装工事の様子を撮影することができましたので、現場レポートとしてお届けしたいと思います。

事務所 兼 作業所の床塗装ということで「防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げ」を採用することになりました。

防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上は、工場・倉庫・作業室の床、廊下、階段などに用いられ、耐候性、耐水性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れるという特徴があります。

◎防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げのメリット
・耐候性、耐水性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れる
・アクリル樹脂系に比べ対応年数が長い(アクリルが5年程、ウレタン系は7年~8年程)
・価格と耐久性のバランスが良い



それでは施工の様子を見ていきましょう。

使用する材料

ファイン浸透シーラー透明(塗料液・硬化剤)
下塗り材として使用するシーラー。脆弱素材の表面を補強し、強度を高め、素材と強固に密着させる効果があります。使用時は塗料液と硬化剤を混合攪拌し使用します。中身は少し黄味がかった透明色をしています。
 

クリンカラーUファイン(塗料液・硬化剤) 
上塗り材として使用する塗料です。上塗りの1回目、2回目で使用します。カラーはCB3フレッシュグリーン。使用時に塗料液と硬化剤を混合攪拌し使用します。
   

骨材
防滑仕上げとするための骨材。今回は6号珪砂を使用します。中身はこのような砂が入っています。
 



防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げの流れ

今回の改修工事では、施主様のご予算の関係もあり、下地補修を実施せずに塗装を行うこととなりました。
通常は下地調整 → 上塗り(1回目)→ 骨材散布 → 上塗り(2回目)で仕上げますが、今回は下塗り→上塗り(1回目)→骨材散布→上塗り(2回目)の手順で実施いたしました。

①下塗り(シーラー塗布)

シーラー塗布前の状態。



シーラー塗布後。床にツヤがでます。


②上塗り(1回目)

シーラーが十分に乾燥したら、クリンカラーUファインを塗布します。



ローラーで塗り広げます。


③骨材散布

骨材散布の準備として、あらかじめ散布する骨材を軽量(50g~300g/㎡)しておきます。


先ほど上塗り材を塗り広げた箇所に、骨材を散布します。


近くで見ると、表面に骨材が付着していることが分かります。この骨材の凸凹があることで、ノンスリップ(防滑)仕上げとなります。


上塗り材の塗布、骨材散布の作業を繰り返し、作業が終了しました。


④上塗り(2回目)

1回目の上塗りが乾燥後、2回目の上塗りを実施し、工事完了です。


施工前と後を比べてみました

施工前と後を比べるとこの通り、見違えるようになりました✨


以上

今回は塗装工事の防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げの様子をお届けしました。

工場・倉庫・作業所などの床の改修工事に防塵用ウレタン樹脂系塗り床材ノンスリップ(防滑)仕上げをご検討されてみてはいかがでしょうか。

今回、現場レポートして撮影させていただいたこちらの物件は施工事例としてもご紹介をしております。よろしければ合わせてご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました🙇‍♀️

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