株式会社第一リフォーム

FLOW - STEP02
大規模修繕工事 着工~竣工

STEP

02

大規模修繕工事 
住民説明会~竣工までの流れ

住民向けの工事説明会が開催されたら、いよいよ工事がスタートします。
建物の規模にもよりますが着工から竣工までの工事期間はおよそ3か月~半年。
まず初めに、建物の敷地内に工事を進めるための現場事務所や資材置き場などが設営され、次に建物の周りに足場やメッシュシートが設置されます。その後、洗浄工事やシーリング工事、外壁の補修工事や屋上の防水工事など各種工事が行われていきます。各工種ごとに幾度となる品質管理検査の工程を経て竣工します。

01

住民説明会の開催

大規模修繕工事は既に人が住んでいる建物の中で作業をするため、住民の方々の工事に対するご理解や協力が欠かせません。
着工の1か月程前を目安に工事会社から住民の方々に向けて工事説明会が開かれます。

工事説明会では、工事期間や施工範囲の他に、工事中の生活への影響や安全上の注意、洗濯物干しの制限やバルコニーの片づけといったご協力をいただく旨についても説明が行われます。

02

着工(各種工事の実施)

工事が始まると通常「共通仮設工事」→「足場仮設工事」→「下地補修工事」→「シーリング工事」→「塗装工事」→「鉄部塗装工事」→「防水工事」→「その他建築工事」の順に工程が進んでいきます。

共通仮設工事

足場以外で工事の際に必要な一時的な設備を準備する工事です。
事務所、作業員用のトイレ、手洗い場、電源、資材置き場、廃材置き場などが含まれます。

足場仮設工事

工事に直接関わる仮設工事として、工事作業のための足場を建物の廻りに設置する工事を行います。安全対策のアサガオ(落下防止棚)、飛散防止の養生シート、防犯対策として侵入防止養生などの設置も含まれます。

工事による居住者様への影響

  • 大きな音が発生します(足場をつなぐためコンクリートの穴をあける、足場を組み立てるなど)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

下地補修工事

外壁タイルや塗装部分のひび割れ・浮き・剥がれを補修したり、後の工事の仕上がりをよくするために劣化部分を撤去したり、下地の凹凸を整えたりする工事です。仕上がりに影響する大切な工程です。

工事による居住者様への影響

  • 大きな音が発生します(タイルをコンクリートの外壁から削り取る、ドリルで穴をあけるなど)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

シーリング工事

サッシまわり、ドア枠まわりなどのシーリング(ゴムパッキン状の止水材)を交換する工事です。硬くなったり、軟化してしまったシーリングを全て撤去し、新しく打ちかえることにより雨水の侵入から建物を守ります。

工事による居住者様への影響

  • 臭いが発生します(シーリング材など)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

塗装工事

ベランダ、廊下、階段、エントランス等の外壁や内壁、天井、庇の裏などの塗装を塗り替える工事です。

工事による居住者様への影響

  • 臭いが発生します(塗料など)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

鉄部塗装工事

ベランダ、廊下、階段、エントランス等の金属製の扉や手すり、配管等の塗装塗り替えを行います。劣化を防ぐとともに、美しく保ちます。

工事による居住者様への影響

  • 臭いが発生します(塗料など)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

防水工事

屋上、ベランダ、庇、廊下、階段などの防水部分の防水材の塗り替え、または防水シートの張替え工事を行います。

工事による居住者様への影響

  • 臭いが発生します(防水材など)
  • 洗濯物干しに制限が生じます(工事範囲によって洗濯物が干せません)

その他建設工事

植栽、外灯、自転車置き場など外構工事、ガラスや建具のクリーニング、郵便受けや排気口の取り換えなど、様々な工事を行います。

03

各種検査

社内検査はひとつの工事工程が終わるごとに実施します。
未施工の箇所はないか、施工に不備がないか、仕様通りの材料が使われているかなどを検査します。

04

工事完了アンケート実施

住民のみなさまに、工事に関して問題点がないかどうかのアンケートをとらせていただきます。
追加の補修工事なども発生する場合もあります。

05

竣工

工事の完了を確認したら、工事引渡書を受け取ります。

第一リフォームが実施する居住者様への配慮

大規模修繕工事は居住者様がお住まいの中で工事を行います。工事期間中は、音、臭いが気になったり、工事関係者の出入りなど不安に感じられることも少なくありません。第一リフォームでは居住者様とのコミュニケーションが不可欠と考え、きめ細やかな情報発信を行っています。同時に少しでも安心して過ごしていただくための安全・防犯対策を徹底して行います。

ご満足いただける工事はコミュニケーションから

工事の際は工事用掲示板を設置し、当日行われる工事の内容や、ベランダ使用の可・不可、洗濯物干し可・不可など、具体的な情報をお知らせします。
また、居住者様の生活エリアに関連する工事が行われる時は、事前に各戸へ工事内容のお知らせチラシを配布して、窓締めや洗濯物の取り込みをお願いするなど、工事情報が行き届くよう取り組んでいます。居住者様からのご相談が受けられるよう工事用ポストや電話、メールなどの連絡手段も複数用意していますのでお気軽にお問い合わせください。

エントランスに設置された掲示板。
きめ細かく情報をお伝えします。

各戸ごとにわかる洗濯物干し情報はインターネット経由でも見られるようにしています。

工事用掲示板のそばにはご意見投函用の工事ポストを設置しています。

各工事の工事期間や注意事項、お願いを都度お知らせします。

居住者様の生活環境を守り事故を防ぎます

工事期間中は不便な箇所、危険な箇所などがどうしてもできてしまいます。
その中でも生活環境を最大限確保しつつ、事故のないように最善の対策を行っています。

工事車両の出入り口や危険箇所にはガードマンを配置

落下物による事故を防ぐアサガオの設置

資材置き場の整理整頓の徹底

注意喚起の看板設置

不審者の侵入を防ぐ防犯対策

工事関係者が日々出入りしたり、足場が組まれることによる空き巣などの被害を防ぐため、できうる限りの防犯対策を行います。

黒い養生シートは視認性を高めまた室内からの景観も良好です

作業員ベストや腕章の着用を徹底

各戸に補助錠を配布

工事出入り口には人感センサーライトを設置

足場への侵入を防ぐ警告表示

侵入防止柵の設置

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